CONTEST

コンテスト

コンテスト受賞作品

コンテスト受賞作品

自治体賞

小樽PR賞

作品タイトル

運河の街、小樽。

作品テーマ地域

北海道小樽市

お名前

田中 美宇 さん

作品説明

小樽運河のクルージングが好きです。
子どもの頃は、まるでテーマパークのアトラクションのように、小舟に乗ることそのものを楽しんでいました。しかし、大人になって久しぶりに乗ってみると、小樽の歴史やロマンを感じることができ、あの頃とは違う目線で、小樽運河の魅力を感じました。
小樽に行けば、当たり前にそこにある小樽運河。
けれども、かつては埋め立ての危機に直面し、市民の熱い想いと保全活動によって守られてきた場所です。その事実を知ったとき、当たり前のように見ていた風景が、かけがえのないものに変わりました。
小樽運河を守り続けてきた市民への感謝と、「これからもこの景観を残していきたい」という願いを伝えたくて、今回のポスターを制作しました。

受賞者コメント

この度は、自治体賞をいただき、誠にありがとうございます。
こうして評価していただけたことはもちろん、今回の制作を通して、実際に小樽の街を散策し、改めて地元の魅力を再発見する機会となったことを大変嬉しく思っております。作成したポスターが、少しでも地元のPRにつながれば幸いです。
このような素晴らしい機会を用意してくださった主催者の皆さま、そして審査員の皆さまに、心より感謝申し上げます。

審査員コメント

小樽市
担当者が思いつかないようなキャッチコピーで印象的な作品でした。本年(令和7年2月)、「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」のストーリーが初の小樽単独の日本遺産として認定を受けました。その核ともいえる小樽運河保存運動について知らない方々に「ん?小樽運河が埋められるってどういうことだろう?」と、その歴史について知っていただくきっかけとなるのではないかと思います。このポスターにより、多くの人々に小樽の日本遺産が知られることにも繋がることを願っています。

日光市長賞

作品タイトル

日光市民が忘れている日光

作品テーマ地域

栃木県日光市

お名前

高野 桃子 さん

作品説明

日光と聞けば、多くの人が「世界遺産」や「紅葉」を思い浮かべます。けれども市民にとって、その華やかなイメージは必ずしも“自分たちの暮らす場所”とは重ならず、どこか“観光客のためのもの”として存在しているように感じます。東照宮やいろは坂は、遠い思い出の中の世界。紅葉の美しさも世界遺産の荘厳さも、幼い頃からすぐそばにある“当たり前”のものでした。
現在の日光市は、旧日光市・今市市・藤原町・栗山村・足尾町の五つが合併して生まれた、日本で三番目に広い市です。その広さゆえに、同じ「日光市民」であっても、観光客が多い「日光」地域へ足を運ぶ機会は少なく、むしろ「混雑する場所」として敬遠しがちです。さらに近年は過疎化や学校の統廃合が進み、「消滅可能性都市」にも挙げられました。昔ながらの商店は跡継ぎがなく新しい店に姿を変えていき、市民の心には寂しさと自信の喪失が広がっています。
そんな日光市民にとっての“日光”の距離感を見つめ直したいと思い、タイトルを「日光市民が忘れている日光」としました。日光を一番見ていないのは、日光市民ではないか——。そんな思いから、ことわざ「日光を見ずして結構という勿れ」を借り、その矛先を“観光客”ではなく“市民自身”に向けました。ビジュアルには、早朝のいろは坂を俯瞰で捉えた写真を使用。渋滞の象徴として敬遠されがちなこの道も、改めて見ると自然と人をつなぐリズムのように美しく、「結構すごい」風景です。遠くの人が憧れる日光ではなく、自分たちが誇れる日光へ——。その思いを、このポスターに込めています。

受賞者コメント

地元のことを考えたポスターで市長賞をいただけたこと、大変光栄に思います。
学生の頃は「日光なんて田舎だし」と思っていたのに、
大人になって改めて見てみると、本当に美しい場所でした。
そんな思いを込めた作品で賞をいただけて感無量です。
地元をテーマに創ることの楽しさと難しさを、あらためて感じました。
本当にありがとうございます。

審査員コメント

日光市
日光市は、歴史的な建造物、豊かな自然や温泉など、地域の「光」とも言えるたくさんの資源に恵まれた街です。この作品は、そんな日光の“華やかさ”から視点を変えて、日常の中で見過ごしてしまいがちな地域の価値を、静かに問いかけてくれていると感じました。
いろは坂の他にも、市内の至る所で見られる日光連山の雄大な風景や、日本で三番目に広く標高差も大きいことから、桜や紅葉の見頃の変化が市内で長く楽しめることなど、おすすめしたいモノ・場所・コトがたくさんあります。ぜひあなただけの日光を見つけてみてください!