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【開催レポート】Rethink Creator PROJECT 小樽セミナー

2025年7月9日、小樽市後援のもと小樽セミナーを開催しました!

講師には、東京から北海道厚真町に移住し、「地域✕デザイン」をテーマに様々なプロジェクトに取り組む田中克幸さんと、デザインを通じて小樽市の魅力発信に携わる森谷亮介さんに登壇いただきました。

【日時】 7/9(水) 18:00〜20:30
【会場】 小樽経済センター 7階Aホール
【住所】 北海道小樽市稲穂2-22-1
【後援】 小樽市

小樽市ってどんなところ?


札幌市の北西に位置し、北海道開拓の拠点となった小樽市。
当時の名残の小樽運河は、名産のガラス工芸やオルゴールの音色と相まって、冬の夜に幻想的な風景を見せてくれます。
シャコをはじめとした漁業が盛んで、他にも有名な酒蔵を擁しています。

小樽セミナーの参加者はどんな人?

今回のセミナーの参加者は合計51名。(※アンケート回収48件)
10代~30代が7割程度と若い世代を中心に参加いただけたのが特徴的です。参加者の職業は会社員が約半数、次いで学生が約3割と続き、ほかにも公務員や専業主婦(夫)など多彩な顔触れ。何らかのクリエイティブ経験がある方が多数派でした。

小樽セミナー、いざスタート!

最初に、本セミナーを後援する小樽市産業港湾部観光振興室の西尾 真美氏からご挨拶をいただきました。

講師のご紹介

続いて、今回の講師を務めるお二方の自己紹介。

田中 克幸さん

ローカルデザイン・プロデューサー

美大卒、広告代理店を経て、東京から北海道厚真町へ移住。「地域✕デザイン」のテーマのもと、地域の魅力発信や地域ならではの新たな価値を創るため、プロデューサーとして様々なデザインプロジェクトを行っている。

森谷 亮介さん

合同会社Nita Limo 代表

京都府舞鶴市出身。小樽商科大学を卒業後、Web制作会社勤務を経て、2019年に合同会社Nita Limoを設立。デザインや映像・スチールの撮影・編集、Webサイト制作を行う。

Rethinkするってどういうこと? 小樽編

Rethink講座は、講師の田中さんと森谷さんのわかりやすい解説と軽快な掛け合いで進んでいきます。

Rethinkとは、「視点を変えて考える」という意味。
具体的には…
1.FILTER(フィルター)  2.INSIGHT(インサイト) 3.CAPTA(カプタ)という3つの見方で「視点」を変えてみることで、地元の魅力を新しいカタチで伝えよう、という試みなんです。

セミナーでは小樽市のスポットやグルメをもとにRethinkの方法が紹介され、小樽市の新たな魅力を発見することができました。

参加者全員でポスターを作ってみよう!

座学の後は休憩時間を挟んで、理解を深めるために実践開始!ワークショップを通して実際にRethinkし、地元の魅力を伝えるポスターを作ります。

1)題材は「旧日本郵船株式会社小樽支店」「旧北海製罐株式会社小樽工場第3倉庫」

まずはテーマをインプット。
今回のテーマは、「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」。2025年2月に日本遺産に認定されたストーリーです。小樽市産業港湾部観光振興室の尾本氏からご説明をいただきました。

参加者は、日本遺産の構成文化財の中から、北日本随一の経済都市・小樽を象徴する建物の「旧日本郵船株式会社小樽支店」と、小樽運河と歴史を共にする象徴的な歴史建造物の「北海製罐株式会社小樽工場第3倉庫」の2種類を題材にポスターを作ります。

2)ターゲットとキャッチコピーを考えよう!

ワークショップは、参加者が数名ずつのグループに分かれ、個人ワークとグループワークを繰り返す形で進んでいきます。

グループごとにターゲットを設定し、魅力的なキャッチコピーを作っていきます。


3)ターゲットとキャッチコピーが決定!

グループごとのキャッチコピーが決定!
9グループの中で、当日のライブデザインに選ばれたアイデアはこちら!

旧日本郵船株式会社小樽支店
ターゲット金婚式を挙げる老夫婦、小樽出身・都内住み、若い頃に小樽を出た、歴史的建造物が好き
キャッチコピー:コレマデモ、コノサキモ、コノ場所デ。

北海製罐株式会社小樽工場第3倉庫
ターゲット:私のお父さん、出かけるのが好きで、出先で何か見つけると連絡してくる
キャッチコピー:ショッカーが出てきそうな建物見つけた。入るっていったら、一緒に来るかい?行く!ちょっとまってて!

4)プロのライブデザインを見学しよう!

参加者が作成したキャッチコピーをもとに講師の森谷さんがポスターを仕上げます!
文字を配置する場所と文字の大きさで、同じ写真でも受ける印象は大きく変わってきます。
参加者の要望を確認しながら作業を進め、わずか数分で作品が完成!

5)ポスターの出来栄えは?

田中さん「韻が踏めそうな良いコピーですね。」

森谷さん「ターゲットにした人物やその背景がパッと浮かびました。写真の雰囲気に合わせて綺麗めにしたいので明朝体で仕上げています。」

田中さん「ポストカードになっても素敵な感じのするポスターになりましたね。」

森谷さん「メッセージアプリ風という見せ方が良いアイデアだなと思いました。」

田中さん「放映されていた当時から、現在への時間経過といった思い出される歴史があって良いですね。」

小樽セミナー終了!

最後に、講師のお二人から講評・感想をいただきました。

田中さん 「今回のセミナーの内容はポスターだけじゃなく、デザイナーの基礎として何にでも活かせます。これから何のツールでも良いので試しにやってみて、ぜひ小樽の魅力を伝えて欲しいです。」

森谷さん 「参加者のみなさんを見て回っていて、自分もハッとするようなアイデアが出ていてすごいなと思いました。純粋に感動しました。」

参加者の感想は?アンケート結果はこちら

セミナー終了後のアンケートでは、参加満足率100%!(※)
参加者皆さまにRethinkを理解し、その重要性と効果を感じていただけたようです。

(※参加者アンケートで「とても満足できた」「満足できた」と答えた人の割合)

実際に参加してくださった皆さんから、以下のような感想が寄せられました。

「年代の違いがとても新鮮で楽しく学ぶことができました。小樽が益々好きになり、早く移住したいです。(60代以上・女性)

「地元を発信するという経験をする機会をいただけて楽しく過ごすことができました(10代・女性)」

講師への質問にご回答いただきました!

アンケートでは参加者の皆さんから講師への質問も募集。
地域講師を務めた森谷さんにご回答いただきました。

Q:地元と自分の好きなことをリンクさせていきたいのですが、取っ掛かりとしてどのようなことが考えられますか?(30代・男性)

A:自分の好きなことに地元の要素を少しづつ組み込んでいくのはいかがでしょうか。例えば、料理であれば地元の食材を使う、デザインであれば地元のアイコンとなるようなものを入れる、音楽であれば地元の環境音をサンプリングした音を入れる等、地元感を少しづつ取り入れると自分の活動と地元をリンクさせやすいと思います。

Q:印象的なコピーを作るために何か参考にしている教材はありますか?(50代・男性)

A:教材は使っていませんが、WEB検索(Pintarest等)で参考になりそうなものを探したりします。その他WEB検索以外でも、日頃から参考になりそうなものは保存しておいて、アイデアを考える際に見直したりすると良いかもしれません。

Rethink Creator セミナー、次回もお楽しみに!

Rethink Creator PROJECT小樽セミナー、いかがでしたか?
「面白そう」「自分も参加してみたいな」と思った方は、以下のページから今後のセミナー開催予定をチェックしてみてください。あなたの街にもセミナーがやってくるかも?

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