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レポート

Rethink講座&ワークショップレポート 都城編 ~都城の鬼は、ナイスバディ~

「…足、長っ!顔、小さっ!!」

2021年9月最後のRethinkセミナーは、宮崎県都城市。霧島連山をはじめ緑豊かな山々に囲まれた、大自然の見どころが満載の町です。特産物は牛肉と焼酎。お酒好きなグルメの方には、誘惑の多そうな町ですね。
さて、ここ都城では一体どんな「地元の魅力」を再発見することができるのでしょうか…?

2021 Rethink Creator PROJECT 都城セミナー

【日時】 9/26(日)13:30~16:00
【会場】 メインホテル
【住所】 宮崎県都城市上町8-9

都城セミナーの会場&参加者は?

都城セミナーの会場は「メインホテル」。都城一の繁華街から歩いてスグの好立地で、宮崎空港から車両で1時間ほどに位置するビジネスマン御用達のホテルです。今回のセミナーの参加者は、男女比1:3。年代は10~40代まで幅広く、県外からのオンライン参加者もいらっしゃいました。属性としては、会社員・公務員が3割、自営業・フリーランスの方が1割、学生が4割といった割合。クリエイティブなお仕事経験者が多く、「クリエイティブな仕事に関して知見をより深めたい!」といった方がたくさんいらっしゃったようです。
ちなみに、昨今のコロナ状勢を鑑みて、リアル・オンライン双方で参加を募り、会場が密にならないようリアル参加の人数は限定。入室前の検温や消毒の徹底など、万全の感染対策を尽くして開催されました。

都城セミナーの講師はこんな人!

伊森 参議 (Imori Miyoshi)

職業:クリエイティブディレクター
在住地:宮崎県日向市
マウンテン&バレー代表。
『クリエイティブとブランディングのチカラでローカルを沸騰させ続けたい』というコンセプトのもと、2005年より仕事を続けている伊森氏は、宮崎県出身。地方(ローカル)にはたくさんの『ここにしかないモノ』『共感できるモノ』があるとして、それを世の中にどんどん伝えるべきだという理念で活動中。ビジュアル、コピー、写真、映像、空間などのクリエイティブワークを用いて、ブランド力の持続的な向上のための経営支援を行っている。

東郷 剛(Tougou Tsuyoshi)

職業:クリエイター
在住地:宮崎県宮崎市
株式会社Katatium(カタチウム)代表。
あなたの『やりたいこと』をICTで『カタチ』に(カタチ、生む)をコンセプトに、web制作やシステム、アプリ開発といったソフトウェア開発を中心に、コミュニティーやネットワーク、マーケティングを活用した『人が流れるデザイン』を作る企業を経営。大人はもちろん、子供たちに2020年小学校プログラミング必修化に向けての講座なども行っている。

Rethink Creator PROJECT 都城セミナー、いざスタート!

まずは、Rethink Creator PROJECTを企画・運営している「株式会社クリエイターズマッチ」代表・呉(ご)がご挨拶。クリエイターズマッチは、教育・制作・開発の3つの事業を通して「クリエイターが働きやすい世界を創造する」ことを目的とした会社。日本全国にいるクリエイター志望者へ学びの機会を、パートナークリエイターにはキャリアを広げるためのお仕事・作業効率を上げるためのツールなどを提供し、資生堂やアディダス、バンダイなど、数多くの大手企業との取引実績もある企業です。
Rethink Creator Seminarは、その「教育」のひとつで、Rethink PROJECTの一環としてクリエイターズマッチが運営しているセミナー。「地元を誰かにまかせない。」というキャッチコピーのとおり、クリエイターの地産地消を目指して、地元の人しか知らないその土地の魅力を再発見して発信する方法を知ることができる、デザイン未経験者でも受講可能なクリエイティブセミナーなのです。

セミナーでは、オンライン参加者とのコミュニケーションはチャット機能を通して行います。チャットのテストとして「どこから来ましたか?」と質問してみたところ、県外からのオンライン参加者も。気軽にクリエイティブを学べる機会は、遠隔地に住む方のアンテナにも響いたようです。

続いては、今回のセミナーの講師を務めてくださる経営者二人のご紹介。お二人とも宮崎県出身で、地元をさらに盛り上げていこうという主旨に賛同し、講師として参加者と一緒に地元の魅力をRethinkすることにとても意欲的なご様子。それでは、宮崎県民が故郷への愛をふんだんに込めて、故郷のより良い未来を考える熱いセミナー、いよいよ開幕です!

セミナーレポート其の壱 Rethink講座 IN 都城編

Rethink講座は、講師の伊森さんと東郷さんお二人の、軽妙な掛け合いで進んでいきます。まさにノリとツッコミ、お笑いコンビの漫才のよう。全く気負うことなく、楽しんで講座を聴くことができました。

Rethinkとは、「視点を変えて考える」という意味。
具体的にどのように視点を変えるか、というと…

1.FILTER  2.INSIGHT 3.CAPTAという3つの見方で「視点」を変えてみることで、地元の魅力を新しいカタチで伝えよう、という試みなんです。さっそくRethinkで都城の魅力を見つけてみよう!ということで出てきた画像は、霧島連山の雲海の写真。見ただけで、その幻想的な様子に心を奪われてしまいます。実際にこの景色を目の前で見てみたい…そう思わずにはいられません。次に出てきた写真は、都城の特産品である焼酎と宮崎牛の写真。ふるさと納税の返礼品としても、とても人気があるそうです。

この写真をそのまま説明すると、不特定多数の方に都城の有名なモノを紹介する、というだけですが、ここで『特定の誰か』を細かい設定でイメージしてみると、もっと違った説明の仕方があるのではないでしょうか?この特定の誰かのことを、ターゲット(ペルソナ)といいます。東郷さんがターゲットとして挙げたのは、『DIY好きの東京の大学時代の先輩』。東郷さんは大学に通った経験がないそうで、あくまでも空想上の先輩です。この先輩に都城の『何を』『どのように』伝えたら良いのか…?考えていきます。例えば『都城は最高!』という同じメッセージだとしても、ぼんやりとしてではなく特定の『誰か』をはっきりとイメージして『何を』伝えたいのかを絞り込むと、地域の人しか知らない魅力がしっかりと見えてきます。これがFILTER。

次は、INSIGHT。
先ほど例に挙げたDIY好きの東京の大学時代の先輩に都城の魅力を伝える場合、『都城は最高!』とするよりも『東京では難しいが、都城では一軒家をリノベーションするという贅沢ができる』ということを伝えた方が、DIY好きの先輩に寄り添うということになります。相手の内側を見るということで、コミュニケーションの方向性が見えてくる、というわけです。

最後は、CAPTA。これは、対になるものとしてDATAと比較すると分かりやすいかも。

・データ:正確でかたい情報(数値や属性、位置や時間などの定量的な情報)
・カプタ:自由でやわらかい情報(現象や心理、物語などの解釈が色々ある情報)

同じ内容だとしても、カプタで伝えると自由でやわらかく、印象的で素敵なメッセージになるんです。

例えば、DIY好きの東京の大学時代の先輩に”都城市の巨大ホームセンター「ハンズマン」の魅力”を伝える場合、データで伝えると「取扱品目220,000点超 ハンズマン」という定量的な伝え方になりますが、カプタで伝えれば「なんでも見つかるワンダーランド もちろんプロも御用達」というように、解釈の幅を持たせた伝え方になるんですね。

最後に、講師の東郷さんの「Rethink」地元への視点の変え方のアドバイスが。
東郷さん「例えば旅行に行って帰ってきたときに地元の良さが改めて見えたりするように、一歩引いて対象を見つめてみる。インターネットで同じような地方について検索してみると、“え、こんなのが魅力になるんだ”という新たな発見があったりしますから、ちょっと引いて見てみる、というのを普段から大事にしています」確かに、客観視って大事な視点ですね。

FILTER・INSIGHT・CAPTA、3つの手法でRethinkしてみると、身近な魅力が沢山見つかります。同じモノでもさまざまな表現ができる。それが実感できた講座でした!ここでは講座の一部をご紹介しましたが、実際にはほかにも地元のスポットやグルメがたくさん紹介され、講師がRethinkして新たな魅力を発見してくれました。地元の人も知らない名所や名物が次々と出てくるのを見ているだけでも楽しいのに、そこにRethinkでより魅力的なメッセージが添えられると、「行ってみたい!」「食べてみたい!」という気持ちが高まります。「セミナー後、街を歩くと発見だらけ!」「クリエイティブって難しそうって思ってたけど、視点を変えるだけで色んなアイデアが湧いてくるんですね」
と、参加者からも大好評。このセミナーに参加したことがきっかけで、今はデザイナーとして活躍する先輩もいるんですよ。こんなに充実した講座&ワークショップなのに、未経験大歓迎、参加費は無料!興味が湧いた方は、今後のセミナー開催予定をチェックしてみて下さい!

都城セミナーレポート其の弐 Rethinkワークショップ IN 都城編

RethinkワークショップIN都城のお題1
あの大ブレイク漫画のゆかりの地、登場?

休憩時間を挟んだ後は、学んだことを即実践、ということで、Rethinkを使ったワークショップの始まりです。
ワークショップのテーマは、地元の写真のコピーを考えて魅力をつたえるポスターをつくろう!
ということで、地元のアフターコロナをRethinkします。
1つ目のお題はというと…。都城にある、東霧島神社(つまきりしまじんじゃ)。願いごとを唱えながら後ろを振り返らずに昇りきると、その願いが叶うという階段がある神社です。さらに、驚異的な動員数を打ち立てたあの鬼退治アニメの主人公が修行で割った岩がある!と言われている神社でもあるんですって。たくさんのコピーが出てきそうな、ツッコミどころ満載の神社は、どんなメッセージを持ったポスターになるのでしょうか?

 

ターゲットを決めよう1 ~さあ、誰に届ける?

 

まずは、この東霧島神社の鬼の写真を「誰に届けるか?」を決めるためのアイデア出し。撮影者の気持ちになって、伝えたい相手をできるだけ具体的に想像してみよう!ということで、参加者は2分間で様々な想像をして、用紙に記入(オンライン参加者はチャット投稿)していきます。
伊森「コロナが明けたらぜひ都城エリアに来ていただきたい!」
東郷「僕と飲んでもらえたらな(笑)」
ということで、オンライン、リアルの参加者から出された案の中から最終的に東郷さんが選んだのは…

コピーを考えよう1 ~さて、どのように伝える?

ターゲットが決まったところで、続いては「写真から感じられるカプタをたくさん見つけよう」!インスタのハッシュタグを付けるノリで、どんどんアイデアを挙げていってもらいます。写真を人として捉え、パッと見た第一印象を出してみるのも良いとのこと。感情やオノマトペ、ストーリーなどもカプタで、言葉に動きや遊びが出てくるのでオススメだそう。

東郷さん「カプタには正解はなく、感情です」
伊森さん「この写真から何を伝えるか?写真は印象が出しやすいですね」

次に、沢山挙がったカプタを組み合わせてコピーを作りあげていきます。

伊森さん「鬼のお腹がパワースポット化しているという。確かに鬼は怖いけどかわいい…というギャップが面白いですね」
伊森さん「なぜ後ろを振り向かないのか?というのも気になりますね」
伊森さん「赤鬼がいれば左側に青鬼もいるんですか?」
東郷さん「いや、いないと思います(笑)」
伊森さん「999段という階段は実際に昇りきると疲れそうですね」

参加者から次から次へと出されるアイデアに、伊森さんも楽しそう。
そして…パワースポット巡り好きな女子20代に寄り添って選ばれたキャッチコピーは?

 

レイアウトを決めよう1 ~プロの技、拝見!

コピーが決まったところで、オンライン参加者の投票で「文字のレイアウト(縦書きか横書きか)」、リアル参加者の投票で「文字(フォント)の種類(明朝体or ゴシック体)」を決めます。選ばれたのは、「ゴシック体&縦書き」。
決まったフォントを決まったレイアウトで、微調整を加えながらリアルタイムでポスターが出来上がっていきます。文字の位置や記号の使い方をひと工夫してみたりと、プロの技に感心。サクサクっとレイアウトが決まっていき…さあ、仕上がりはどんな?
完成!これが、1つ目のRethink。

まるで女性が鬼に向かって強い口調で「待ってろよ」と宣言しているかのようなコピー。鬼もまんざらでもない表情に見えますね。「願い事」の文字を少し小さくすることで、どこか意味深さを、相対的に「待ってろよ」が大きくなることで、強い気持ちを感じさせます。レイアウトを工夫すると、まるではじめから決まっていたみたいに、写真とコピーがしっくりピッタリ嵌ったポスターになりました。

東郷さん 「たとえば文字が漢字なのか・ひら仮名なのか、余白を空けるのか・空けないのかでも印象が変わってくる。
僕らデザイナーも最初から正解を見つけられるわけではなく、このように試行錯誤して完成に近づけていくんです」
伊森さん「できあがったものを人に見せることはよくあるけど、その過程を人に見せることってあんまりなくて恥ずかしいですね(照)」

お題の通り、アフターコロナになったらパワースポット巡り好きの20代女子が東霧島神社に来てくれそうなポスターが完成しました。学んで即実践できるお陰で、Rethinkの醍醐味をしっかりと味わえるセミナーになっていますね。
「自分にもできちゃうかも?」もちろん、できます!クリエイター未経験者もデザイン未経験者も気軽に参加できて、しかも無料!のRethink Creator Seminar、あなたもぜひ参加してみて下さい。

RethinkワークショップIN都城のお題2 浄瑠璃やん!

2つ目のお題はこちら。山之口麓文弥節人形浄瑠璃の写真です。

山之口麓文弥節人形浄瑠璃は、国指定重要無形民俗文化財。薩摩藩の郷士たちが参勤交代で関西へ向かった際に習い覚え、山之口へ持ち帰ったのが始まりといわれています。山之口は昔ながらの形で文弥節人形浄瑠璃が継承され続けている全国でも数少ない地域で、太平洋戦争などの影響で一時は途絶えてしまったこともありますが、地域の人々が戦争でも焼けず、蔵に残っていた人形を手に立ち上がり、昭和26年7月に復活しました。この浄瑠璃の最大の特徴は、演目の間に語られる間狂言(あいきょうげん)。そこで使われるのは、宮崎県内の人でもほとんど分からない山之口(都城)の方言なんだとか。

東郷さん「方言や歴史を考えると地元感があって面白いかなぁと思って、お題にピックアップしました」

ターゲットを決めよう2 ~さあ、誰に届ける?

リアル、オンラインともに、参加者からのアイデアが挙がってきました。
東郷さん「スマホっ子の人、いいかもしれないですね」
伊森さん「そこ行きますか。あえてスマホっ子の人にリアルなものを見せたいという?」
東郷さん「そうそう。こんな面白いものがあるんだよって」
東郷さん「ふるさと納税で都城を知った50代女性っていうのも面白いですね」
伊森さん「すごいターゲットがしっかりしたペルソナで。業界の人じゃないかってぐらい…」
さて、数ある中から、東郷さんの最終セレクトは…?

コピーを考えよう2 ~さて、どのように伝える?

カプタ投票で挙がったユニークな言葉たちを組み合わせて出来がってきたのが、上記のようなコピーたち。
東郷さん「落花生!これ千葉と掛けているんでしょうね。面白い!」
伊森さん「千葉の人には刺さるでしょうね!」
東郷さん「みやこんじょのホンモノ、伝説ってのもいいですね。シンプルなみやこんじょらしさっていうのが」
伊森さん「ストレートに伝えますか。“都城(みやこのじょう)”ではなく“みやこんじょ”っていうのがまたいい!」
面白いコピー揃いで、とっても悩んだ末に東郷さんが選んだのは、コレ!

レイアウトを決めよう2 ~プロの技、拝見!

コピーが決まったところで、オンライン参加者の投票で「文字のレイアウト(縦書きか横書きか)」リアルの参加者の投票で「文字(フォント)の種類(明朝体or ゴシック体)」を決めます。
投票の結果、「横書きの明朝体」で決定!

さっそくライブデザインで配置を決めていきます。
どこで改行するのか、どのように言葉を区切るのかで大きく印象が変わるコピー。
どこにどのように文字を置いていくか、センスが問われるところです。
言葉の意味が正しく伝わるよう、単語の離れ具合にも配慮しつつ、出来上がったポスターはこんな感じに!
完成!これが、2つ目のRethink。

2つ目のRethinkも完成!
文字の配置やサイズをいろいろ試しつつ、試行錯誤した結果できあがったのは、みやこんじょ・ ホンモノ・ 伝統の3つの要素が組み合わさった、組文字のようなデザイン。
伊森さん「読み方として“みやこんじょのホンモノ、伝統”って読むこともできるし、“みやこんじょの伝統”って読ませることもできるよね」

都城セミナー、終了! ~参加者の感想は?

最後に、講師のお2人から。

伊森さん「いまはSNSの時代で、発信することがすごく自由にできると思うんですよね。
写真と文字の2つを使って、普段SNSなんですけど、パソコンとか手書きとかでもやってみると、意外とあの人に伝えたい、あのグループに伝えたいっていうことができると思いますんで、ぜひ皆さん、まず地域のイイものを見つけて、それをみなさんのクリエイティブの力でどんどん発信していただければ、地域はもっとどんどんと元気になるのかなって思うんです。是非、実践していただきたいと思います!」

東郷さん「デザインって何からやっていいかわかんないっていうか、難しそうとかオシャレな人じゃないと無理そう…とか思っておられた方もいるかもしれませんけど、これをきっかけに『デザインってこんな簡単に、遊びながらできるんだ』っていうのを知ってもらって、是非、自分の発信したいもの、自分の身の回りの困っている人のお手伝いをして、一緒に発信を盛り上げてくれると嬉しいと思います」

締めには、Rethink Creative Contestという、デザイン経験がなくてもチャレンジできる“ アイデア重視”のクリエイティブコンテストの紹介が。2021年のテーマは、「地元のアフターコロナをRethink!」。これから必ずやってくるアフターコロナに向けて、あなたの地元の「当たり前だと思っていたこと」「意外と知られていないこと」「ちょっと残念なこと」を魅力的に伝えて下さい、ということで、A4タテサイズのポスターを創るというのが課題です。IllustratorやPhotoshopといった専用ソフトを使わずとも、Wordなんかで作成してもOKなんですって。
最優秀賞となるRethink PROJECT賞には、賞金50万円が贈呈される!ということで、デザインやクリエイティブのコンテストとしてはかなり大盤振る舞いなんです。2020年のRethink PROJECT賞は、沖縄の意外な風習を紹介したユニークな作品。受賞作を見てみたい方は、2020コンテストの審査結果ページをチェックしてみてくださいね!

Rethink都城セミナー、これにて終了!

実際に参加くださった皆さんのアンケートからは、以下のような感想が寄せられました。

・誰に伝えたいのか、何を伝えたいのか、またカプタをたくさん考えることで、豊かなアイデアがたくさん生まれることを学ぶことができ、とても勉強になりました。
・デザインやキャッチコピーの考え方など、非常に勉強になりました。実際に作成している場面は初めて見たので、もっと知りたいという気持ちが湧きました。
・デザイナーさんとは全く違った仕事をしていましたが、アイディアの出し方、キャッチコピーの考え方がすごく身近に感じられるセミナーでした。狙ったターゲットによく刺さる言葉を選択できるセンスを磨いていきたいです。
・今回のセミナーでは、今まで知らなかった”ものづくり”の世界を垣間見ることができ、そしてこういう風に1つの作品を作る工程というのはとても楽しいんだ、ということに気づけて良かったです。

ちなみに、参加者の満足度は80%以上!※
多くの方がクリエイティブに触れ・学び・実践し、刺激や楽しさを感じてくださったようです。
今回のお題となった「山之口麓文弥節人形浄瑠璃社」のように、同じ県内でも知らない人もいる、地元の密かな<推し>。
参加者の方が明日からさまざまな<レア推し>を発見・発信し、宮崎が小さな推しでいっぱいになるのが楽しみです!

※参加者アンケートで「とても満足できた」「満足できた」と回答された割合

Rethink Creator Seminar、あなたもチャレンジしてみませんか?

Rethink Creator PROJECT都城セミナー、いかがでしたか?
「面白そう」「自分も参加してみたいな」と思った方は、以下のページから今後のセミナー開催予定をチェックしてみてください。
ご自身の地元にも、Rethink Creator Seminarがやって来るかも?

リアル&オンラインのハイブリッド開催だから、開催地外からのオンライン参戦もOK!
デザイン・クリエイティブ経験の有無は問いません。未経験者も初心者も大歓迎。
エリア毎に例題やワークショップのお題は毎回変わるから、このレポートを読んでくださった方も新鮮な気持ちで受講できるはずですよ。

約2時間半のクリエイティブ体験で、地元を視る目がガラリと変わり、創造の芽がぴょこんと顔を出す。
Rethink Creator Seminarで「地元を誰かにまかせない」あなたに、出会ってみてください。