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PROJECT REPORT

Rethink講座&ワークショップレポート 神戸編 1日目~あのB級グルメに痺れる(色んな意味で)!~

「じゅわわわわ~(破壊力)!」

今回のRethink講座は、神戸(2日間開催の1日目)。
お洒落な街として名をはせる神戸ですが、今回のワークショップには、超庶民的なあのB級グルメが登場。

参加者はお腹が鳴るのを抑えつつ、美味しそうで堪らない想いをクリエイティブにぶつけました笑!

2021 Rethink Creator PROJECT 第6回 神戸セミナー 1日目

【日時】 7月2日(金)18:30〜21:30
【会場】 ON PAPER
【住所】〒650-0033 神戸市中央区江戸町85-1 ベイ・ウイング神戸ビル10F

神戸セミナーの会場&参加者は?

神戸セミナーが行われたのは、ON PAPER。「新しい価値を作り出す人」をコンセプトとした、コワーキングスペース中心の施設です。魅力的なコミュニティを生み出す、空間・情報・目的が揃った会場です。神戸は2日間の開催でしたが、1日目の参加者は男女比1:4と、女性が多め。年代は20~30代が主でしたが、中には10代の参加者もいらっしゃって、フレッシュな雰囲気です。属性としては、会社員と自営業・フリーランスの方が同率で多く、4割はクリエイティブなお仕事の経験者。「3年前から毎年参加しています」という方もおり、人気の高さが伺えます。昨今のコロナ情勢を鑑みて、リアル・オンライン双方で参加を募り、会場が密にならないようリアル参加の人数を限定。入室前の検温や消毒の徹底など、万全の感染対策を尽くして開催されました。

神戸セミナーの講師はこんな人!

亀井 智子(TOMOKO KAMEI)

職業:株式会社GOOD GLOW代表取締役
在住地:鳥取県
米子市在住、3児の母。フリーランスデザイナーとして6年ほど、商店街の活性化、イベント、SNSの発信に携わる。その活動が目に留まり、行政と共にイベントや外部発信のプロデュースを手掛けるように。「地元を誰かに任せない」というRethinkプロジェクトのスローガンに共感し、講師としてセミナーをリード。
亀井氏のRethink Createはこちら>>

佐藤 貴英子(KIEKO SATO)

職業:STORY代表・神戸のアパレル会社員&フリーデザイナー&農家
在住地:兵庫県
神戸生まれの神戸育ち。アパレル、人材派遣、八百屋の営業マンとして活躍する異色の経歴を持ち、現在勤めているアパレル会社では、営業の傍らカタログやWeb制作を構成からデザインまで担当している。Rethink Creator PROJECT神戸特別版講座に参加したことをきっかけに、フリーのデザイナーとして活動。地元目線で講師を務める。

Rethink Creator PROJECT 神戸セミナー1日目、いざスタート!

まずは、神戸市経済観光局の副局長、豊永太郎氏よりご挨拶。神戸市は、Rethink Creator Seminar後にさらなる特別講座を設け、全課程修了後、Web広告などのスキル・ノウハウの認定を受けることができれば、Web広告等のデザインに関する仕事の提供を受け、実務に携わることができるようになります。Rethink Creator Seminarの中でも「出口(お仕事)まで見据えたプロジェクト」として高い人気を誇っているんです。「神戸市の快適な都市環境や豊かな自然は、新しい生活様式下でお仕事がしやすい土地なんじゃないかと思っていますので、ぜひ都市型創造産業に参画して下さい」と暖かいメッセージをいただきました。続いて、今回の会場提供&神戸の特別講座にも協力いただいている、株式会社イディーの代表取締役・井上雄嵩氏からもご挨拶が。「兵庫県の広報誌や地元企業のホームページなど、私たちは創業以来神戸市で広告・デザインのお仕事をさせて頂いています。地元が元気になるために、私たちが少しでも恩返しができればと思っています!」そして、Rethink Creator PROJECTを企画・運営している「株式会社クリエイターズマッチ」代表・呉(ご)のご挨拶。呉は神戸出身で、地元での開催に「感無量」の面持ちです。クリエイターズマッチは、クリエイターが働きやすい世界を創造することを目的とした会社。日本全国のクリエイター志望者に、学びの機会、スキルが身に付いた後のお仕事、どんな環境下でも業務ができるツールを提供し、資生堂やアディダス、バンダイなど、数多くの大手企業との取引実績もある企業です。Rethink Creator Seminarは、その「教育」ジャンルのひとつでRethink PROJECTの一環としてクリエイターズマッチが運営しているクリエイター講座。「地元を誰かにまかせない。」というキャッチコピーのとおり、クリエイターの地産地消を目的として、地元民しか知らないその土地の魅力を自分自身で発信する力を養うことができる、経験・未経験者問わず受講可能な参加型のクリエイティブセミナーなのです。続いて、今回の講師を務めるお二方の自己紹介。Rethinkセミナーを通じて意気投合し、普段は「カメちゃん」「キエちゃん」と呼び合うほどなんだとか。そんな仲良し2人が講師を務めるRethink講座、START!

神戸セミナーレポート其の壱 Rethink講座 IN 神戸編(1日目)

Rethink講座は、講師の亀井さんと佐藤さんの大人女子コンビの掛け合いで進んでいきます。

Rethinkとは、「視点を変えて考える」という意味。
具体的にどのように視点を変えるか、というと…
1.FILTER属性を見る
2.INSIGHT内側を見る
3.CAPTA印象を見る
この3つの見方で「視点」を変えてみることで、地元の魅力を新しいカタチで伝えよう、という試みなんです。

さっそく、Rethinkで神戸の魅力を見つけてみよう!ということで出てきた画像は、「南京町」や「メリケンパーク」。THE・神戸!ともいうべき有名観光地ですよね。画像をそのまま使用するなら、不特定多数にただ神戸の有名なモノを紹介する形になりますが、「特定の誰か」をイメージしてみると、ちょっと違った切り口が生まれてくるのではないでしょうか?そこで佐藤さんがイメージした“特定の誰か”は、「商店街の活性化に取り組む若社長・亀ちゃん(亀井さん)!」亀井さん「私なんだ…笑」そんな“亀ちゃん”におススメしたいのは?佐藤さん「水道筋商店街です」なるほど、商店街に興味津々な亀井さんにはピッタリですね。同じ「神戸って最高だよ!」というメッセージでも、特定の「誰か」をイメージすることで、「何を」魅せるかは大きく変わってきます。これが、FILTER。

 

お次は、INSIGHT。
佐藤さんからは、亀井さんと水道筋商店街を組み合わせたのはなぜか?という理由として、「亀ちゃんは地元の商店街づくりの活動をしているから、神戸の活気ある商店街、特に亀ちゃんの地元の商店街と似ている、地元の人が日常使いする水道筋商店街を見て欲しい」という想いが明かされました。単純に紹介したいモノの外側を見せるだけではなく、伝えたい相手を思い浮かべて、相手にマッチしたそのモノの内側を伝えると、ひと味違ったメッセージになるというワケです。

 

最後は、CAPTA。これは、対になるモノとしてDATAと比較すると分かりやすいかも。

・データ:性格で堅い情報(数値や属性、位置や時間などの定量的な情報)
・カプタ:自由でやわらかい情報(現象や心理、物語などの解釈が色々ある情報)

講師の佐藤さんの画像をデータで表すと「STORY代表 佐藤 貴英子 神戸市出身」。これをカプタとして伝えると、「滝川クリステルよりおもてなしができる女 知らんけど」。亀田さん曰く、今日も会場に神戸の美味しいパンを差し入れしていたとのことで、細やかな気遣いができるのが素敵!とのこと。同じ人物でも、カプタ=印象で伝えることで、随分伝わり方が変わるんだな、と実感できました。では、先ほどの「水道筋商店街」を、もっと印象的に伝えるには…?水道筋商店街をデータで伝えると「8つの商店街と4つの市場」という感じ。カプタで伝えると「なんでも揃う 四次元ポケット ~水道と人の通り道」という感じになりました。データだとスペックが正確に伝わりますが、カプタだとさらに奥深い魅力が現れてきますね。データとカプタの表現をうまく組み合わせることで、より表現の幅が広がる、というワケです。

 

FILTER・INSIGHT・CAPTA、3つの手法でRethinkしてみると、身近な魅力が沢山見つかる。同じモノでもさまざまな表現ができる。それが実感できた講座でした!ここでは講座の一部をご紹介しましたが、実際にはほかにも地元のスポットやグルメがたくさん紹介され、講師がRethinkして新たな魅力を発見してくれました。地元の人も知らない名所や名物が次々と出てくるのを見ているだけでも楽しいのに、そこにRethinkでより魅力的なメッセージが添えられると、「行ってみたい!」「食べてみたい!」という気持ちが高まります。

「セミナー後、街を歩くと発見だらけ!」「クリエイティブって難しそうって思ってたけど、視点を変えるだけで色んなアイデアが湧いてくるんですね」と、参加者からも大好評。このセミナーに参加したことがきっかけで、今はデザイナーとして活躍する先輩もいるんですよ。

 

こんなに充実した講座&ワークショップなのに、未経験大歓迎、参加費は無料!
興味が湧いた方は、今後のセミナー開催予定をチェックしてみて下さい!

Rethink Creator Seminar2021 セミナー開催情報はこちら>>

神戸セミナーレポート其の弐 Rethinkワークショップ IN 神戸編(1日目)

RethinkワークショップIN神戸(1日目)のお題1 食欲と想像力の闘い?

休憩時間を挟んだ後は、学んだことを即実践、ということで、Rethinkを使ったワークショップの始まりです。使用する写真のテーマは「地元のアフターコロナをRethink!」。地元の写真のコピーを考えて、地元の魅力を伝えるポスターにしてみよう!ということで、最初のお題はというと…。講師の佐藤さんが「神戸に来たら食べなアカンかな、と!」と断言するB級グルメ、「そば飯」!そば飯は、神戸の下町・長田区のお好み焼き屋さんに来た町工場の職人さんが「弁当の冷や飯とそばを一緒に炒めて欲しい」とオーダーして誕生したという、とっても庶民的な神戸の味なんです。ここで神戸出身のセミナー主催・(株)クリエイターズマッチ代表の呉から「長田区にある青森っていうお店、美味しいですよ」とお薦め店の紹介が。佐藤さん「美味しいですよね。私、ハルちゃんも好きです。ハルナってお店。」負けじと(?)佐藤さんもお薦め返し。亀井さん「地元トーク笑…食べてみたいな~」う~ん、聞いてるだけで美味しそう!

ターゲットを決めよう1 ~さあ、誰に届ける?

オンライン
  • 白飯命の新潟の友人
  • 食べるの大好き九州出身、東京在住の友人に
  • すごく久しぶりの出張で、神戸に来た得意先の人
  • 神戸にあまり来ない淡路に住む祖母に!
  • 炭水化物×炭水化物に否定的な方々に
リアル
  • 育ち盛りの高校生
  • 東京に住んでいる父親に
  • 留学先で出会った広島の友人
  • 育ち盛りで運動部所属、炭水化物をいくらとっても片っ端から消化していく男子高校生
  • 日本食好きのイタリア人の友人

まずは、そば飯の魅力を「誰に届けるか?」を決めるためのアイデア出し。誰に伝えたいか、その相手を想像してみよう!ということで、参加者は2分という短い時間で、即座に考えて用紙に記入(オンライン参加者はチャット投稿)していきます。

佐藤さん「淡路かぁ…近いようで意外と神戸、来ないんだろうな」
亀井さん「広島の友人。あ、鉄板対決ですね!」
佐藤さん「イタリア人。外国人が食べたらどうなるんだろう…?」

亀井さんがオンラインから、佐藤さんがリアルから1つずつ選び、最終的に決まったのは、コレ。

留学先で出会った広島の友人

コピーを考えよう1 ~さて、どのように伝える?

オンライン
  • 神戸にだってある。誇れる鉄板のあじ。
  • 故郷のあじは汚くておせっかいだけど、うまい。
  • 神戸にもあんねん、下町のあじ すぐできるから、待っとって
  • 広島とは違うソバの使いみち。
  • 食の異文化交流で乾杯しようぜ
リアル
  • ジョッキ大を片手にまだ見ぬ粉もんの旅に出よう
  • 神戸風なんていわせへんで。
  • オコノミソースの別の顔、試してみない? 仕上げのソースはドロやけど
  • ここでしか味わえない癖もソースも濃い飯。
  • ジョッキ大!!一緒ド乾杯♡ 広島と神戸(o^―^o)

ターゲットが決まったところで、続いては「相手に対するメッセージや印象的なワード(カプタ)を見つけよう」!インスタのハッシュタグを付けるノリで、どんどんアイデアを挙げてください、とのことで、参加者からアイデアが続々と集まってきます!

亀井さん「こういうのはやっぱり皆で食べると楽しいですよね!ちなみに、友人って男性、女性どっちだろう?」
佐藤さん「広島の友人は広島の友人ですよ」
亀井さん「…そっか笑」

続いて、たくさん挙がったカプタを組み合わせ、コピーを創っていきます。

亀井さん「食の異文化交流!いいですね。」
佐藤さん「オコノミソースかぁ。ちなみに米子って?」
亀井さん「オコノミソースですね。…お腹減ってきちゃいますね笑」

「こんなに短時間で…スゴイ!全部イイ◎」と2人とも感激しながら選んだのは、このコピー。

オコノミソースの別の顔、試してみない? 仕上げのソースはドロやけど

レイアウトを決めよう1 ~プロの技、拝見!

 

コピーが決まったところで、参加者の多数決で「文字(フォント)の種類」と「文字のレイアウト(縦書きか横書きか)」を決めます。選ばれたのは、「ゴシック体&縦書き」。決まったフォントとレイアウトで、亀井さんがリアルタイムでポスターを仕上げていきます。

佐藤さん「“ドロ”を強調してみます?」
亀井さん「そうしますか?じゃあ“やけど”は小さめに…」
そば飯をしっかり見せつつ、ちょっと長めのコピーを上手く配置できるよう、亀井さんのセンスが光ります。

佐藤さん「誰か他の人がデザインしてるところってなかなか見られないから、貴重な経験です」
亀井さん「…見られながら創るのって、めちゃめちゃ恥ずかしい。。」
恥ずかしいながらも奮闘した亀井さん。
「できました!…いかがでしょう、食べに行きたくなりますか?」
完成!これが、1つ目のRethink。

参加者みんなで創った、Rethinkが完成!

亀井さん「“ドロ”とか独特のワードがイイですよね」
佐藤さん「(広島と)対決してる感じ、出てますよね」

美味しそうなそば飯が食欲を挑発?してくるかのような、親しみやすくもスパイスが効いたポスターになりました♪

RethinkワークショップIN神戸(1日目)のお題2 空も湖もKOBEも「映え」!

さあ、慣れてきたところで、2つ目のお題です!

亀井さん「ここはどこですか?」
佐藤さん「神戸市北区にある衝原湖・衝原大橋を渡った先の休憩所です。景色が綺麗なんですよ~」
現れたのは、「BE KOBE」という文字をかたどったモニュメント。
阪神・淡路大震災から20年経ち、「神戸市民であることを誇りに思う気持ち」を表したものなのだそうです。ここ以外に、メリケンパーク、ポートアイランドの「ポーアイしおさい公園」にも設置されており、山・街・海それぞれでフォトジェニックなスポットとして人気を集めています。

佐藤さん「ここまでの道のり、結構長いんですけど…30分くらい歩くかな?あ、ちなみにコレ、私が撮りました」
亀井さん「撮ってきてもらいました!」
ということで、講師の佐藤さん撮影という、思い入れがあるお題です。

ターゲットを決めよう2 ~さあ、誰に届ける?

オンライン
  • 日本一周旅行している学生(震災を経験していない)
  • レイカーズファン
  • 冒険が好きな定年間近のおじさん
  • 仕事のストレス発散目的で、週末は必ずツーリングへ行く友人
  • インスタ映え狙うギャル
リアル
  • 週末サイクリングが趣味の神戸在住サラリーマン
  • 震災を知らない子どもたちへ
  • 自然を愛するインスタグラマー、アウトドアな趣味
  • 東京丸の内で働くマイクロインフルエンサーなおしゃれOL
  • 神戸は海・港のイメージと思っている東京の友人

さっそく「誰に届けるか?」を決めるためのアイデア出し。
参加者はひとつめと同じく、2分で用紙に記入(オンライン参加者はチャット投稿)します。

佐藤さん「私、車で撮影に行ったんですけど、ちょうど通りかかったおじさんに自転車貸してもらったんですよ」
亀井さん「ええ~、優しい!」
佐藤さん「せっかく自転車を立てて撮れるようになってるんで、これは自転車が無いと!と思ってw」
亀井さん「サイクリングロードが通っているから…。撮影のこと、考えられてますね!」

撮影エピソードを話している間にも、続々とアイデアが集まり…
2人とも「やっぱり写真を撮ってもらいたい!」ということで、ターゲットが決定!

インスタ映え狙うギャル

コピーを考えよう2 ~さて、どのように伝える?

オンライン
  • 汗の数だけいいね!
  • 渋谷でプリクラよりここで朝活派。
  • いつもはヒール。今日はスニーカーで。
  • 自転車で必死やで?メイク崩れても来なあかんわ。
  • #朝活 #朝サイクリング #尊い
リアル
  • 好きピと隠れBE KOBE
  • はにゃ?神戸ってエモすぎん?
  • ここどこか知らんやろ。神戸一チルな場所。
  • 3つめだけ遠すぎてまじぴえん。
  • 今日はギャル休み。すっぴん朝活・大空ひとりじめ

続いて「相手に対するメッセージや印象的なワード(カプタ)を見つけよう」!
2回目ともなれば、どんどんカプタが集まります。

亀井さん「ここって新しいんですよね、まだ」
佐藤さん「はい、2020年6月にできたものなので、新しいです」
亀井さん「…スミマセン、これ(衝原)ってどう読むんでしたっけ(恥)」
佐藤さん「つくはら、って読むんです。衝原大橋。なかなか読めないですよね。」
読み方も分かってスッキリしたところで(笑)、カプタを組み合わせ、コピーを創作。

亀井さん「コピーだけど、ハッシュタグでまとめるっていうのも面白いですね。」
佐藤さん「“はにゃ”流行ってますよね」
亀井さん「“好きピ”も若い子使ってる感じします」
ターゲットのギャルに合わせて、今ドキな言葉たちが沢山。
「難しい~」どれも面白くて悩みながら選ばれたのは、このコピーです!

好きピと隠れBE KOBE

レイアウトを決めよう2 ~プロの技、拝見!

コピーが決まったところで、フォントとレイアウトを参加者の多数決で。選ばれたのは、「ゴシック体&横書き」です。

亀井さん「ゴシックだけど、ちょっと可愛いフォントにしましょう。で、“好きピ”がポイントだと思うので、ウキウキ感が伝わるように…」
佐藤さん「“ピ”は“ピッ”って感じがイイです!」
亀井さん「ハイ!(どういう感じ。。?)」

モニュメントを映えさせつつ、コピーも引き立つ位置を探して…
亀井「できちゃったかもしれない。イイ感じじゃないですか?」
(参加者一同、拍手!!!)
完成!これが、2つ目のRethink。

参加者みんなで創った、Rethinkが完成しました!

キレイな景色に、映えるモニュメント。そこにエモ可愛いコピーが加わって、ターゲットのギャルに刺さりそうなポスターになりました。
亀井さん「ここ、行って欲しいですね~」
佐藤さん「うん、行って欲しい。好きピとぜひ笑!!」

神戸セミナー1日目、終了! ~参加者の感想は?

最後に、講師のお2人から。

佐藤さん「伝えたい相手が変わることで、これだけ気持ちが伝わるコピーが出てくるっていうのがRethinkのスゴいところですよね。私も3年前にこのセミナーを受けたんですけど、それから色んなものが面白くなって、毎日が楽しくなりました。皆さんも身近な人のことを考えて寄り添うことで、伝えたいことがより伝わるようになると思うんで、参考にしていただきたいです」亀井さん「デザインとかコピーとかって難しい事じゃなくって、ちょっと視点を変えるだけで全然もっと魅力的になるんで、Rethinkをどんどん活用して貰って、今日よりも明日が楽しく、神戸がもっとイキイキするようになるといいなと思います」

 

締めには、Rethink Creative Contestという、地元の魅力を地元のクリエイターが表現して競うコンテストの紹介が。2021年のテーマは、「地元のアフターコロナをRethink!」。これから必ずやってくるアフターコロナに向けて、あなたの地元の「当たり前だと思っていたこと」「意外と知られていないこと」「ちょっと残念なこと」を魅力的に伝えて下さい、ということで、A4タテサイズのポスターを創るというのが課題ですIllustratorやPhotoshopといった専用ソフトを使わずとも、Wordなんかで作成してもOKなんですって。最優秀賞となるRethink PROJECT賞には、賞金50万円が贈呈される!ということで、デザインやクリエイティブのコンテストとしてはかなり大盤振る舞いなんです。
2020年のRethink PROJECT賞は、沖縄の意外な風習を紹介したユニークな作品。受賞作を見てみたい方は、2020コンテストの審査結果ページをチェックしてみてくださいね!

 

そして…
神戸セミナーはこれだけでお終いじゃなく、特別講座があるんです。「Rethink Creator PROJECT神戸特別版デザイン講座」は、神戸からクリエイティブな人材を創出するためのプロジェクト。事前課題を提出し、選考の結果、30名限定で無料のデザイン基本講座が受けられます。
続いて、再度課題提出⇒選考ののち、15名がデザインの発展講座(こちらも無料!)が受講可能に。自分のポートフォリオを作るなど、お仕事に繋げるための技術習得に特化した内容です。さらに、受講後はデザインのお仕事をご準備!…という、本気でデザインを学び、仕事にしたい方のための豪華講座なんです。Rethink Creator Seminarに参加した方のうち、一定の条件(PC環境や講座への出席状況など)をクリアし、課題の選考を通過した方のみが受講できる特別講座。ユネスコに認定されているデザイン都市・神戸ならではのプロジェクト、気になった方は来年ぜひトライしてみてください!

 

Rethink神戸セミナー1日目、これにて終了!
実際に参加くださった皆さんのアンケートからは、以下のような感想が寄せられました。

クリエイティブな発想や面白い回答を共有いただけたので、学べたことが沢山ありました。デザイン講座もコンテストも挑戦したいです!講師の方が楽しそうで、楽しみながら仕事をする事が大切だなぁと改めて感じました。ハードルが高いと感じていた「デザイン」ですが、今回のセミナーで創り上げる楽しさに気付くことができて、もっと手軽に普段の生活でもRethinkを取り入れたいと感じました。自分にはクリエイティブの才能がないから…と思い込んでいましたが、社会人になって、やりたいことを諦めて毎日を過ごすのってしんどいな、と感じてます。やる前から諦めずにやってみようと思って参加しましたが、よかったです!心からワクワクする感覚が久しぶり…!というぐらい、楽しくて魅力的な講座でした。今日をきっかけにして、絶対にWebデザイナーになります!私生活でもなにかポスターを作ってみたいと思いました。これからは駅に貼られたポスターを見たら、「これは誰に何を伝えたいのだろう?」という視点が持てそうです。限りある時間ながらも、素敵な作品が2つも完成したのに驚きました。講師のお2人がとても素敵で、楽しく受講できました!

ちなみに、参加者の満足度は92%!※

 

多くの方がクリエイティブに触れ・学び・実践し、刺激や楽しさを感じてくださったようです。そば飯もBE KOBEも比較的知名度が高い神戸の魅力ではありますが、Rethinkすることで新たな魅力を発見できたのではないでしょうか。参加者の方が明日からさまざまな発見・発信をして、神戸が新しい魅力でいっぱいになるのが楽しみです!

※参加者アンケートで「とても満足できた」「満足できた」と回答された割合

Rethink Creator Seminarページへ>>

釧路セミナーのレポートはこちら>>

 

Rethink Creator Seminar、あなたもチャレンジしてみませんか?

Rethink Creator PROJECT神戸セミナーの1日目、いかがでしたか?「面白そう」「自分も参加してみたいな」と思った方は、以下のページから今後のセミナー開催予定をチェックしてみてください。ご自身の地元にも、Rethink Creator Seminarがやって来るかも?リアル&オンラインのハイブリッド開催だから、開催地外からのオンライン参戦もOK!デザイン・クリエイティブ経験の有無は問いません。未経験者も初心者も大歓迎。エリア毎に例題やワークショップのお題は毎回変わるから、このレポートを読んでくださった方も新鮮な気持ちで受講できるはずですよ。

約2時間半のクリエイティブ体験で、地元を視る目がガラリと変わり、創造の芽がぴょこんと顔を出す。

Rethink Creator Seminarで「地元を誰かにまかせない」あなたに、出会ってみてください。

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