CONTEST

コンテスト

コンテスト受賞作品

コンテスト受賞作品

Rethink Creator 賞

グランプリ

作品タイトル

トマトはかぶって食べたい

お名前

中村 仁 さん

作品説明

伝えたい人
熊本のトマトを食べた事のない人、トマトが苦手な人

伝えたい事
熊本のトマトを食べた事のない人や、トマトがあまり好きではない人に 一度食べてもらいたいです。

Rethinkした背景
熊本県はトマトの生産量が全国1位で、我が家でも食卓にはトマトがある事が多いです、 その中でも娘は大のトマト好き。
娘のこれ(トマト)かぶって食べれればいいのにの一言の夢を叶えました。

Createしたポイント
熊本県はトマトの生産量が日本一であり、 甘くて、少しすっぱい何とも言えない美味しさを多くの人に伝えたい。

アピールポイント
かぶっては食べれないですが、真っ赤なトマトが食卓に並ぶと心が躍ります。そんな、甘くて少しすっぱいトマトを全国の皆さんが食べたいと思っていただければ嬉しいです。

審査員コメント

西野 亮廣氏
「なに?どういうこと?」と食いつかせた時点で勝ちだと思いました。

柳澤 大輔氏
「見た目にインパクトがありました。」

鯨本 あつこ氏
熊本がトマト生産量No.1と初めて知りましたが、その事実を読み手の脳裏にしかと焼き付けてくれるような作品です。娘さんの一言からの着想というのも素敵。「かぶって食べる」を応用したシリーズものも見たくなります。トマト人間的なビジュアルはインパクト大なので奇想天外パターンとして完成。一方、中の人の表情が見えるかぶりものにしてまんべんの笑みをしたお子さんなどがメインビジュアルになるなら、万人受けの新パターンになるかもしれません。

平田 麻莉氏
インパクトがあって目を引くデザインだと感じました。
自分自身も九州出身でありながら、熊本=トマトの認識がなかったのですが、
このポスターを一度見たらもうきっと忘れることはないですね!

優秀賞

作品タイトル

それでも、北海道

お名前

菅 真佑紀 さん

作品説明

伝えたい人
北海道の人々。特に、北海道は寒くてキライ!と思っている人。

伝えたい事
北海道の冬が嫌いと言いつつも、本当は冬も含めて北海道が好きなこと、たとえ冬が嫌いでも、それを上回る魅力があるから住み続けていること、に気がついて欲しい。

Rethinkした背景
今年、20年以上住み続けた北海道から東京へ引っ越しました。離れたことで、北海道の魅力に気がつくことも増えたため、その魅力を伝えたいと思いました。

Createしたポイント
北海道の人は雪も冬も嫌いで、冬になると「引っ越したい」などと愚痴をこぼしますが、なんだかんだ好きで住んでいるように思います。寒い冬は嫌いと言いつつも、心のどこかでは好きなはずだし、たとえ冬が嫌いでも、それを上回る魅力が北海道にあるから住み続けている。ということに着目し、嫌いを好きに変えるような作品にしようと思いました。

アピールポイント
地域の魅力をアピールするポスターということだったので、外の人に向けたものを作るべき?とも思いましたが、その考え自体をRethinkし、内の人に向けたポスターにしました。せっかく住んでいる地域なのだから、もっと好きになって欲しいです。
メインビジュアルのイラストは、「寒い」、「雪」、「風強い」の三拍子が揃って、もう北海道キライ!!って言いたくなるような場面を素朴かつ大胆に描きました。北海道が嫌いという気持ちをRethinkし、そこから見えた好きの気持ちをCreateしています。

審査員コメント

西野 亮廣氏
ねらいを内側にしぼったのが面白いと思いました。

柳澤 大輔氏
「コピーとイラストの組み合わせで、しんみり来ました。」

鯨本 あつこ氏
どの土地に暮らす人も、何から何までが好き!ということは実は無いかもしれません。
「嫌いな部分」を表出させながら、しっかりと「好き」が感じられる絶妙なバランスに、心惹かれる作品です。

平田 麻莉氏
観光客向けではなく、道内の人向けというテーマがユニークでした。
どの土地も完璧ではなくて、多少は隣の芝が青く見えることもあるけれど
それでもやっぱり地元には惹きつけるものがある、というシンプルで強い想いが伝わりました。

審査員特別賞 : 西野亮廣賞

作品タイトル

しじみ

お名前

秦 亜紀子 さん

作品説明

伝えたい人
島根県外の方

伝えたい事
しじみの味噌汁が作りたくなること

Rethinkした背景
島根県の宍道湖で獲れるしじみは美味しいのですが、黒色で見た目が地味なため、何か良いアピール方法はないかと考えたのがきっかけです。

Createしたポイント
しじみが刑事さんに取り調べを受けていて、仲間が口を割ったと聞かされて自分も観念して口を割るというシーンに見立てました。

アピールポイント
しじみの味噌汁を作った時に、最初なかなか口が堅いが、煮ていくうちに1つ口を開き始めると他のしじみもどんどん口を開いていく様子を眺めていて、しじみを擬人化したら面白いかもと思いこのポスターを制作しました。

審査員コメント

西野 亮廣氏
おもしろくて、おいしそう。背景を取り調べ室にするとねらいが伝わりやすかったかもしれないです。

審査員特別賞 : 柳澤大輔賞

作品タイトル

群馬のこんにゃく日本一

お名前

髙橋 里菜 さん

作品説明

伝えたい人
群馬のこんにゃくの素晴らしさを知らない人

伝えたい事
こんにゃくの9割を群馬で生産している。

Rethinkした背景
夕ご飯で、祖父の手作りこんにゃくがあった。
作りたてを食べられるのは、群馬の特権だと思った。

Createしたポイント
新鮮な魚の刺身の様に、こんにゃくを盛り付けた。
作りたてのこんにゃくの輝きを知ってほしい。

アピールポイント
こんにゃく本来の輝きを見てほしいので、写真にあまり手を加えませんでした。

審査員コメント

柳澤 大輔氏
「食べて見たくなった」

審査員特別賞 : 鯨本あつこ賞

作品タイトル

目立たない町屋だからいい。

お名前

大坪 仁 さん

作品説明

伝えたい人
昔の私同様に「町屋ってなんかマイナーな街で嫌だな」「西日暮里や北千住みたいにメジャーにならないかな」って思っている町屋の住人達に伝えたいです。

伝えたい事
「マイナーな街には、マイナーであることから生まれるメリット(魅力)がある」ということです。

Rethinkした背景
都民の友人に聞いても、町屋を知らない人が一杯います。だけど「西日暮里と北千住の間の街だよ」と言うと「すげー良いところじゃん」って驚かれます。まさに知られざる穴場の街なんです。
私も住み始めた頃は「もっと認知度が上がって欲しい」と思っていましたが、利便性も良いし、知られていないせいか物価も安いし、他の街から人が集まったりしないから治安も良いし、下町の人情もあって、言うことなし。まさに目立たない街(穴場)であることが、町屋の最大の長所なのだと考えが変わりました。

Createしたポイント
町屋という名前を前面に出していないところです。よく見るとキャッチコピーに赤字を入れる形で、入っているのですが、そもそも「町屋」を知らない人は気付かないくらいで、「町屋」を知らない人には「西日暮里と北千住の間の駅は何でしょう?」というクイズにしか見えません。そうすることで逆に興味をそそる演出にしました。
また、利便性だの物価の安さだの治安だの、具体的な長所をアピールせずに、ただ、穴場であることを伝えること1点に目的を絞り込んだところです。

アピールポイント
シンプルな見せ方と、キャッチコピーに赤字を入れる形で「町屋」をさりげなくアピールするアイデアです。
おそらく「どーん」とアピールポイントを前面に押し出してくる案が多いであろう中、この異質さは逆に目立つに違いないと思います。
無駄なものは一切入れない、思いっきり絞り込んだところがアピールポイントです。

審査員コメント

鯨本 あつこ氏
地域の持つ最大の魅力を「目立たないこと」と解し、そのコンセプトをぶらさずにデザインされた点が編集デザインのお手本にもなるような作品です。地域のPRでは、地域に存在するヒトモノコトをピックアップして力技で薦めるものも多く見かけますが、力技で表現されたものは実際とのギャップを感じやすくマイナスイメージにもなりかねません。その点、本作品はとても素直に受け取れるうえ、「いつまでも注目されないで欲しい」の一言から、地域住民の品のよい愛情も感じられました。

審査員特別賞 : 平田麻莉賞

作品タイトル

日本一、人がいない村

お名前

福田 大地 さん

作品説明

伝えたい人
幼い頃に田舎に住んでいて、大きくなって都会に住み始めた人々。

伝えたい事
「自然って綺麗だったなあ」と美しい記憶を思い出して欲しいと思っています。
Rethinkした背景
福島県の左端、尾瀬の手前に【檜枝岐(ひのえまた)】という村があります。童謡で有名な尾瀬のふもとにあり、景色が綺麗な村です。
にも関わらず知名度は低く、住んでいる方の人口密度は全国で一番低い現状にあります。
その人口の少なさを逆手にとり、観光PRに活用できないかと思い、今回のコンテストに応募致しました。

Createしたポイント
今まで欠点として扱われていた【人口密度の低さ】を、【星空が綺麗に見える】という価値にシフトチェンジした点。

アピールポイント
キャッチコピーと星空のビジュアルを、直球で伝えるために 極力“飾らない”デザインにしています。

審査員コメント

平田 麻莉氏
日本一という要素はとても分かりやすく人の興味をひきます。人がいないということも、ReThinkして見方を変えれば価値になる。日本一になれるデータを探し出し、それをシンプルにスッキリとしたデザインとコピーで際立たせていて、行ってみたいと思わせるポスターだと感じました。

入賞作品

作品タイトル

僕らの新しい移動手段は「渡し舟」

お名前

下田 裕美 さん

作品説明

伝えたい人
浦賀を知らない人、東京の友達

伝えたい事
両親は病院へ通院するのに、初めは当たり前のように自動車を運転して時間をかけて行っていたそうです。しかし地元の方に「渡し船」の存在を教えてもらったところ、あっという間に対岸につき、病院まで数分だったことに感激したそうです。
一見不便そうな「渡し舟」が、実は自動車よりも快適なことがあった!という嬉しい発見。
このエピソードをデザイン表現することで、移住先では誰でも今までの常識が覆されるような、目から鱗なワクワクする体験がたくさんあることを伝えたいです。

Rethinkした背景
私は生まれも育ちも東京都です。結婚するまで東京都以外に住んだことがありませんでした。私の両親も、祖父母も、曾祖父母もみんな東京都育ちです。
そんな私は結婚してから県外に移住して、様々なカルチャーショックを経験しました。
若い自分がいろいろショックを受けるのだから、定年後の第二の故郷として神奈川県横須賀市の浦賀の街に移り住んだ両親も相当大変だろうと思っていました。
ところが、移住してから両親はますます元気に! 「不便」に感じていたことが「新鮮」に感じるそうです。
知らない初めての経験で、毎日ワクワクの連続だと言っています。
そんな話から、両親の楽しそうな生活をヒントに、私の新しい地元になった「浦賀」をRethinkしてみようと思いました。

Createしたポイント
母が実際に話してくれたエピソードを元に、実際の渡し船を撮影しに行き、母のしゃべり口調をそのままコピーとして使ってデザインしました。

アピールポイント
横須賀市といえば「軍艦」「米軍基地」が有名ですが、浦賀はのんびりした「海」です。
ポスター内にも「親が言っていたワクワクワード」というのがありますが、両親から浦賀のワクワクする話をたくさん聞きます。東京都に住んでいた頃より、実家に帰るのが楽しみな自分がいます。
ワクワクのきっかけになった「渡し舟」の存在を今回題材にしたことで、移住に不安を覚える人の応援になるといいな、とも思っています。

作品タイトル

交差

お名前

秦 亜紀子 さん

作品説明

伝えたい人
島根県外の方

伝えたい事
昔のものと今のものといった対称的なものが交差することで面白さが生まれること

Rethinkした背景
出雲大社は有名ですが、松江市と出雲市をつなぐローカル鉄道の“一畑電鉄”の認知度をアップさせたいと考えたため。

Createしたポイント
一畑電鉄には稲荷神社の参道と社殿の間に線路が走っている箇所があり、昔ながらの朱い鳥居と現在も走り続ける電車の交差につっこみを入れるという形でポスターにしてみました。

アピールポイント
何気ない田舎の風景でも、切り取り方やキャッチコピーを変えるだけで別の顔が見えてくると思います。

作品タイトル

今夜、横浜の暗がりで一息つきませんか。

お名前

高橋 朋美 さん

作品説明

伝えたい人
毎日の生活を送るなかで、息がしづらいと感じている人たちへ

伝えたい事
「意識高い系のストレスフリーな生活」、「いつでも自分を表現できるSNS」、「みんなで楽しくバカ騒ぎ」。どれも楽しく可能性を秘めていますが、人の目が気になったり、やそもそも疲れていてパワフルになれなかったり、しっくりこないと感じている人は少なくないように感じます。どうしたら良いか分からずに、弱音や愚痴の毒を吐いて自己嫌悪を感じている人もいるでしょう。ストレス発散にも“映え”が必要な世の中です。
そんな時は、横浜の夜の街の散策は、心を片付けるに丁度良いです。関東圏にいれば、気が向いた時に電車に乗ればすぐに遊びに来られます。車でドライブしながら来るのもいいでしょう。
散歩は思考をまとめるのに有効とも言います。都会でありながら、歴史情緒がある街並みが“非現実”も感じさせてくれます。何も考えない散歩も飽きさせません。幸せににやけた顔も、刻まれてしまった眉間のしわも暗闇が隠してくれますから、安心して歩けます。
疲れたら近くの店に入れば良いですし、都会のいいところはバスも電車もすぐに来てくれます。
喚き散らしてバラバラになってしまう前に、ちょっと一人の時間を作って、起きてしまった事、これから起きる事への不安、周りの人を受け入れられる余裕を持てるきっかけのが見つかる街を楽しんで欲しいです。
どうしても“映え”が必要なら、美しい夜景もありますしね。

Rethinkした背景
横浜のイメージは港と海、美しい街並み、観光、夜景等のキラキラしいイメージもありますが、その実、夜の横浜の街は意外に薄暗いものです。
しかし、その闇は恐怖を感じるようなものではなく、夜の散策(気分転換)に丁度良いです。夜の帳が周りの人からざわついた心を隠してくれ、自分と向き合うのに丁度良い暗さなのです。
明るくポジティブなイメージを持って頂けるのはとても嬉しい事ですが、実際住んでいる人間からすればそれだけでは無いよと言いたくなります。都会過ぎない都会。肩の力が抜けたおしゃれ。そんな“丁度いい”街を楽しんで頂きたいのです。

Createしたポイント
さりげなさが出るような作品にしました。言われなければ気が付かない、当たり前すぎて口に出さないようなところに横浜の良さがあります。
押しつけのない作品。人の心にそっと入って、静かにくすぶる様なポスターを作成しました。

アピールポイント
☆横浜をRethink 人集めに為に作られた明かりだけではなく、人の息づく暮らしの中で生まれた明暗がある街。“恐怖”ではなく心地良い闇がそこにあり、眠りを誘うような、落ち着いた癒される夜の街があることをもっと皆さんに知って頂きたいと考えました。
〇横浜の夜の心地よさを伝えるため、ガイドブックには載らないような、しかし横浜を感じることの出来る写真を撮影、使用しました。
〇“横浜のいいところ”は人それぞれ。宝探しのように自分の好きな場所(好きなこと)を見つけて頂けるように、横浜市内の様々な夜の写真をバラバラに配置しました。
〇“夜の街=怖い”を感じさせず、人の温かみが伝わるように、メーンコピーは手書きにしました。
〇横浜を訪れた人が自由に楽しめるように、「何をして下さい。」と具体的に文章で提案はせずに、一人一人が自由に横浜の夜を想像できるような文章を載せました。
観光やショッピング、デートなど誰かと遊ぶ街として楽しんで貰うだけではなく、一人でも十分に楽しめ、無理に頑張らず、自分にワガママに過ごせる街があること、そして、街の中にも癒しがあることをお伝えできるよう、ポスターを作成致しました。

作品タイトル

冬の定番通園スタイル

お名前

高田 麻美 さん

作品説明

伝えたい人
北海道のひと、北海道外のひと

伝えたい事
雪が積もってもこうやって通園できるよ!と知らせたい。

Rethinkした背景
冬は保育園にソリで通園している家庭がたくさんあり、 北海道ならではと感じた。

Createしたポイント
冬の空の色がきれいに見えるように工夫しました。

アピールポイント
北海道は雪が多くて寒いし大変なイメージがあると思いますが そりで通園したり買い物したり、スキーウェアで学校行ったり。
工夫して楽しんで暮らしています。

作品タイトル

Breakfast at Oh!saka

お名前

西山 まさき さん

作品説明

伝えたい人
大阪を愛するすべての人たち

伝えたい事
東京にも他の地域にもない、また世界にも負けない、大阪「ならでは」の魅力があります。
人や文化、そんな大阪ならではの「オモロイ大阪」と「お茶目な大阪人」のイメージが伝われば幸いです。

Rethinkした背景
食い倒れ、お笑い、商いや伝統、、 たくさんの面白いコンテンツや文化のある大阪。
その大阪の一番の資源は、やはり「人」だと考えました。
大阪の魅力は、人の個性とパワーなしには語ることができません。
その大阪人、または大阪の魅力を 映画のポスター(ワンシーン)のようなビジュアルで表現してみました。

Createしたポイント
もっとも大阪「らしい」場所、「新世界」を舞台に、 「ストーリー」が感じられるビジュアル作りを意識しました。
大阪「らしさ」を損なわず、 「コテコテ」ではない「おもろい(愛らしい)大阪」を表現。
また、衣装は新世界 商店街のブティックでセレクトするなど、 とことん世界観にこだわり、大阪のおばちゃんにハリウッド女優さながら 「ヒロイン」になりきっていただきました。

アピールポイント
歴史も古く、美味しい食べ物がどこでも食べられて、人情味が厚い(しかもチャーミング)。
そんなオモロイ大阪を、是非味わいに来て下さい。

作品タイトル

不可思議新名所 in 奈良

お名前

月見 啓子 さん

作品説明

伝えたい人
奈良のメジャーな観光地しか訪れたことがない方、 旅好きの日本人や外国人の観光客の方

伝えたい事
古代から続く歴史と文化が土台にあるからこそ多様性に富んだ、 奈良の不可思議名所の神秘的なパワーやエネルギー。
今までにない体験が出来るかもしれない可能性。

Rethinkした背景
奈良は日本の中でもメジャーな観光地で、 有名な寺社をはじめたくさんの観光資源がありますが、 よく知られている名所だけでなく、ちょっと他にはない不可思議な 隠れた名所が実はけっこうあります。
県外から来られた方がそういった場所に訪れて、 スゴかった!というお話をされていたのをお聞きしたのをきっかけに、 知る人ぞ知る隠れた不可思議な名所を新名所として提案し、 奈良の魅力をアピールしようと考えました。

Createしたポイント
奈良の「不可思議新名所」と題し、提案する4つの名所のイラストを 正倉院宝物が起源の天平文様と組み合わせ、 曼荼羅的なイメージのデザイン。
神秘感もある不可思議な名所の魅力を個性的に表現したのがポイントです。

アピールポイント
奈良の「観光名所」をRethinkし、「新名所の提案」をCreateしました。
観光地として使い古されつつある奈良でも、 まだまだ人を魅了するパワーを秘めた面白い場所がたくさんあります。
土地の魅力は色々ありますが、まずは「行って見たい、面白そう」と シンプルに好奇心を刺激することで、奈良をストレートにアピールしました。

作品タイトル

最寄りの外国 高知県

お名前

竹林 真理愛 さん

作品説明

伝えたい人
高知県を訪れたことのないすべての人

伝えたい事
高知県は”日本人が訪れたことのない都道府県1位”や”全国幸福度ランキング最下位”などで知られますが、”ごはんの美味しい県で1位”に輝いたこともあり”河川の水質も全国1位”なんです。高知県のコンセプトは”高知家”ずばり県民全員が仲良し家族。家族が70万人未満の方は是非足を運んでください!みんなぁ待ちゆうきね!

Rethinkした背景
急速に人口減少が進む我が母国高知県を何とかしたいと思ったのがきっかけです。

Createしたポイント
地方ならではの豊かな自然と地方らしからぬお洒落な印象を掛け算し、近年増加している外国人観光客の目にも留まるように英語表記を取り入れました。

アピールポイント
SNSの普及を受け、思わずシャッターを切りたくなる、行ってみたくなるようなPRを心掛けました。加え、いつも本州の友達に「高知県って外国でしょ?パスポート必要だよね?」といじられるので、キャッチーな自虐要素も取り入れてみました。

作品タイトル

求ム。全国の晴れ男・女。

お名前

大友 湧矢 さん

作品説明

伝えたい人
我こそは晴れ男・女だと言う人。

伝えたい事
仙台七夕自体は割と有名だけど、仙台市民からすると、毎年雨降るかどうかも見るポイントになっていたりするので、そういう地元の人ならではの見方もあるということを伝えたいです

Rethinkした背景
仙台七夕には、七夕の期間中のどこかでは必ず雨が降るというのは決まりごとのようになっていて、そこに注目しました。

Createしたポイント
仙台七夕のジンクスを逆手にとって、「自分、晴れ男・女なんだよねえ〜」って言ってる人が、仙台七夕に行ってやろうと思えるように求人募集のチラシのようにしました。また、雨に濡れる飾りを袋で包んでいる実際の写真を使うことでリアル感をだしました。

作品タイトル

桜島は今日も元気です。

お名前

田中 慎一郎 さん

作品説明

伝えたい人
桜島の噴火にマイナスイメージを抱いている人

伝えたい事
噴火は日常で、災害ではありません!鹿児島県民は桜島からエネルギーを貰って育っています。

Rethinkした背景
鹿児島のシンボルである桜島は、噴火することで他県民に敬遠されがちです。火山とともに明るく生きる鹿児島県民の生き様を、もっと日本中に広めたいです。

Createしたポイント
桜島を直接的に表現せず、明るい女性に擬人化したことで、活力溢れるイメージを表現しました。

アピールポイント
毎日ニュースで流れる、桜島上空の風向きを教えてくれる『降灰予報』。
鹿児島で日常的な桜島の噴火・降灰は、他県の人からすると一見災害のように映るかもしれません。
鹿児島県民は、幼い頃から桜島とともに育ち、火山灰はとても身近なものです。
噴煙が高く上がると、洗濯物を心配する母、愛車を心配する父の気持ちをよそに、子どもたちは歓声を上げ、より高く上がることに胸を躍らせるものです。
そんな日常を、桜島をイメージした女性の写真で明るく表現しました。
--- Design. Shinichiro Tanaka / Photo. Mayuko Ohshima / Model. Kana Tajiri

作品タイトル

白うさぎの独白

お名前

西田 華菜 さん

作品説明

伝えたい人
淡々と日々を送っている人や、忙しくて心すり減らしている人

伝えたい事
過去につらいことがあったとしても、それでも嫌いになることができない場所が鳥取であるということ。それだけの魅力や物語が鳥取にはあるということを伝えたい。

Rethinkした背景
童謡「ふるさと」や「春が来た」などを作曲した岡野貞一や、「きんたろう」を作曲した田村虎蔵は鳥取県出身である。他にも数多くの童謡作曲家が鳥取で生まれ育った。しかし、県外の大多数の人はその事実を知らない。また、鳥取は物語が生まれる地であり、日本人の感性に触れる場所であると思ったため、今回のRethinkプロジェクトで、鳥取にはそのような側面もあることを伝えたいと考えた。

Createしたポイント
因幡の白うさぎと「ふるさと」の歌詞に出てくるうさぎが同一のものだったら面白いなと思ったため、掛け合わせてみた。また、サメの背を渡って海を渡ることしかできなかったうさぎが、月日を経てヨットを手に入れ昔を思い返している姿を描いてみた。

アピールポイント
鳥取県の人口は日本で一番少ないけれど、物語はたくさん生まれる場所です。

作品タイトル

真夜中仙台国分町

お名前

大久 僚一 さん

作品説明

伝えたい人
朝まで飲み明かしたことがない人

伝えたい事
SAKENOME

Rethinkした背景
人はなぜお酒を飲み、熱く語るのだろう。
様々な想いを持って集まる飲み屋街、仙台国分町。
もっと深い真夜中の仙台国分町を知ってほしいと思い、表現しました。

Createしたポイント
酔放題の街仙台で、小さな悩みは消してしまえ! それぞれの地域には、色んな人がいると思います。
仙台にも知ってほしい人がたくさんいます。
今回はちょっとだけ紹介します。

アピールポイント
会うことが出来たら、幸せになれます。
是非探してみてください。SAKENOME!

作品タイトル

ひょっこりけん

お名前

青野 祐治 さん

作品説明

伝えたい人
埼玉を「ダサイたま」と呼んでいる人

伝えたい事
埼玉県人は、温厚で繊細。だから「ダサイたま」と言われても、顔には出さないけど、内心、少しの怒りと悲しみを抱いている。
でも、埼玉県人には、いろんなところに"ひょっこり"顔を出せる、フットワークの軽さ、そしてどこにでも染まれる、カメレオン的資質があるのです。それは、関東の真ん中にひょっこりと位置する県だから。どこへでも行けるから。
埼玉県は「ダサイたま」なんかじゃない。どうか今日から、「ひょっこりけん」とお呼びください。

Rethinkした背景
「ダサイたま」に代わる埼玉県のキャッチフレーズを作りたい。

Createしたポイント
埼玉県人にはいい意味で郷土愛がありません。でも、東京や千葉、群馬、栃木など、少し足を伸ばすことで、流行の最先端からのどかな田舎まで各都県のいいところをすぐに味わえる。関東の真ん中にひょっこりあることが、埼玉県の強みなのです。

アピールポイント
上述の通りです。できるだけ、シンプルに表現させていただきました。