CONTEST
コンテスト
審査員賞
作品タイトル
スケートの原点、諏訪湖
作品テーマ地域
長野県
お名前
濱 太郎さん
作品説明
コロナの時代を経て、より自然の良さを痛感した人は少なくないと思います。自然の中でできるスポーツと言えば色々ありますが、長野の諏訪湖近辺では自然に囲まれながらスケートをすることができます。そしてなんといっても諏訪湖は下駄スケート発祥の地です。原点を知りながら、原点の場所でするスポーツは最高です。また諏訪湖近辺は冬にいい観光地が多くあるのでぜひ多くの人にきて欲しいです。
審査員コメント
竹下 隆一郎 氏
スポーツ競技とは異なるスケートの魅力が伝わってきました。
東谷 彰子 氏
長野の湖でスケートができることを知りませんでした。ですので、下駄スケート発祥の地ということも知らなかったのですが、当時の写真が素敵で、とても行きたくなりました。
作品タイトル
誠にみかんであります。
作品テーマ地域
佐賀県
お名前
辻 健太郎さん
作品説明
佐賀県名物のみかんを直接召し上がっていただけないのは、誠に遺憾である、ということを、「誠にみかんであります。」と表現しました。コロナが明けて、直接食べに佐賀に来てもらえる日を願って制作しました。
審査員コメント
東谷 彰子 氏
誰もが知る名産ではありますが、目を引く色味もあって、思わず笑顔になるポスターです。佐賀のみかんは東京でも買えますが、ぜひ現地に伺って味わいたいと思いました。
柳原 秀哉 氏
コロナ禍では、皆さんに届けることができなかったこともふまえ、佐賀県の「ウリ」を素直に感じることができました。
作品タイトル
先日助けていただいた ちちぶです。
作品テーマ地域
香川県
お名前
フジモトさん
作品説明
「日本のウユニ塩湖」父母ヶ浜は
今まで何度も埋め立ての危機が訪れました。
しかし「この美しい浜辺を守りたい」と
地元の方が始めた、海岸清掃。
25年以上経つ今でも毎月集まり、
ボランティアで清掃を行っています。
そして美しい浜辺を守り続けているのです。
昔も今も、みんなに愛され続けている父母ヶ浜。
是非見に来てみませんか?
審査員コメント
柳原 秀哉 氏
地域資源には、「大自然」がつきものですが、それらは人の手が入っていないもの、入っているものに分けることができます。中でも「人の手が入っているもの」は、地域風習(生業)であったり、または努力によって繋いでこられるものがあります。中でも努力によって残っているものは、その地域の魅力をしっかり残していきたいという意思(意味)を感じ取ることができます。そんな地域に一度訪問してみたいと思うことが次の観光のあり方であるとも考えます。
藤内 省吾 氏
「日本のウユニ塩湖」と、世界的に有名な観光地として例えるRethink。地元の人たちが守っているというエピソードも含め、是非一度訪れたいと思えました。
作品タイトル
日本のヘソは兵庫なんだ
作品テーマ地域
兵庫県
お名前
上所 真理子さん
作品説明
私の実家のある兵庫県西脇市には「日本へそ公園」というちょっとヘンな名前の公園があります。
兵庫県が日本のヘソだと授業中の小話でも聞いていたので兵庫では常識かもしれませんが、制作するにあたっていろいろ調べると日本のヘソを名乗り出る県は他にもありました。
しかし残念なことに、もう子供の頃から聞いていた話なので日本地図がわたしにはこのように見えているのです。
このポスターを見た方にも今後同じように見えるようにインパクトのあるイラストで表現しました。
そこから「にほんのへそはひょうごだ」を皆さんの意識に根付かせようという作戦です。
コロナで気軽に外出できなくなり、閉じこもって視界が狭くなってしまいがちな今の時期だからこそ視点をかえて(そう、Rethink!)日本規模で考えてみました。
審査員コメント
西 樹 氏
本州で考えるとヘソとは思えない兵庫も、日本の国土で考えると確かに「センター」であることを再確認できる、ちょっと知的好奇心をくすぐるアプローチが秀逸。同時に、北方四島や尖閣列島といった日本の領土についても考えさせられる作品。
呉 京樹 氏
兵庫県が日本のへそだ!という主張を見事にわかりやすく日本地図と人のイラストで表現した作品だと思います。日本の◯◯という地域は非常に多く、ただそれをいかに多くの人に知ってもらうか?というのは非常に難しいと思います。この作品ではクリエイティブの力でそれを表現したところがよかったです。
作品タイトル
鹿煎餅が食べたい
作品テーマ地域
奈良県
お名前
笠本 恵士さん
作品説明
鹿の訴えをコンセプトにして少しのどかなイメージに仕上げています。今、世の中がギスギスしてしまているのでポスターを見て少しでも和めばいいなと思っています。
コロナによって人と人との繋がりが薄くなってしまってますが、人だけじゃなく動物との繋がりだって疎遠になってしまってると感じ奈良公園にいる鹿を主役にしました。また昔の奈良公園みたいに人と人そして人と鹿が賑わう姿に戻ってもらいたいと思ってデザインしています。
審査員コメント
呉 京樹 氏
この作品はとにかくインパクトあり!このなんとも言い難い鹿の表情とコピーが完全にマッチしているクリエイティブな作品だと思いました。観光客が減っていることをネガティブに表現せず、「あんた来んかったら鹿煎餅食べれんやん」という鹿のセリフで愛らしさをだした部分が非常にユニークでした。
西 樹 氏
奈良公園ならではの人と鹿の関係を踏まえて、鹿が訴える見せ方は分かりやすく、幅広い世代にも伝わりやすい。実際はそんなことはないと思いますが、観光のダメージはこんなところにも及ぶのかともちょっと考えさせられる作品。